2017年08月05日

書籍/アニメソング関連 『THE アニメソング ヒットはこうして作られた』

 (木村英俊:著 角川書店)

 日本コロムビアのスタッフとして、1965年の『未来から来た少年 スーパージェッター』以降、数多くのアニメソングの製作に携わってきた木村英俊による、当時の回想本。初版は1999年。以下ネタバレあり。

 同書の186〜187ページ掲載のリストを見ると、1965年から1995年にかけて、計252ものアニメ(・タイトル)が列記されており、非常に多くの作品の製作に関わってきた人であることが分かる(ちなみに、上記のリストは直接、製作に関わったものだけで、あらかじめプロダクション等によって製作済みのものを購入してリリースしたケースは含まれていないとのこと)。

 『ジャングル大帝』や『マジンガーZ』、『アルプスの少女ハイジ』、『宇宙戦艦ヤマト』、『銀河鉄道999』(TV版、映画版第1作、同『さよなら〜』)など、現代でも名前が残っている数多くのアニメの主題歌等に関するエピソードが列記されているので、リアルタイムで携わっていた人の製作目線での話として、非常に参考になるのでは、と。

 また、子門真人や水木一郎、作曲家の菊地俊輔や渡辺宙明など、(当時の)アニメソングに関わった個人に関するエピソードや情報等も、多々、含まれているので、そういった意味でも参考になる。

 2000年代に入る前のアニメソングがどういった感じで作られていたのかを知りたい方などにいいのでは。

 (ちなみに重箱の隅だが、最終ページの著者略歴で、
また、堀江美都子、水木しげる、天童よしみなど、多くの歌手を世に出したことでも有名。

 とあるのは、水木一郎の間違いではないか、と)。
 (※初版本だからで、のちの版では修正済みかも知れない)。
posted by らぶらどーる at 11:11| 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする