2007年10月31日

映画 涙そうそう

 TV放送を録画して視聴。
 何せ山ほどカットされていると思うので正確な評価とはいえないが、見た感じ、映画『この胸いっぱいの愛を』といい勝負。
 主役のふたりのコンビが良かったり、町の風景が雰囲気が出ていたり、最後が蛇足気味なところまで、よく似ている。
 ちがいがあるとすれば長澤まさみの存在と「にぃにぃ」という作品のトーンを決めるキーワードがあること、最後の強引な展開がそれでもまだ『涙そうそう』の方が薄いこと。
 長澤まさみ観賞用映画ということで、TV版の『電車男』と似た感じを持った(あちらは伊東美咲の観賞用)。
 適当なストーリーに割を食ったのが麻生久美子。彼女でなくても他の誰かがやったとしても別に影響のない役で、演じるべき実体を持たない役をやらされているのがかわいそうであった。
 借金とかも単なるギミックとして使っていて実体も実感もないので、言い方は悪いが薄っぺらい作品になっている。
 スタッフの皆さんや映画会社はイナゴなのだろうか。
posted by らぶらどーる at 21:44| 広島 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

亀田一家の報道に望む

 もう黙殺でいいのではないか。
 黙殺というとあれだが、方向も決まったことだし、いまさら三男のコメントとか聞きたいと思わない。父親も別に本人がしゃべりたければしゃべるだろうし、個人的には、もうどうでもいい、というのが本当のところだ。
 ほじったって、別に何が出てくるわけでもないでしょ。
 もういいから。ちゃんとした世界とか選手とかを取材してくれ。ほんとに。
 (イッちゃってるところをいくら探ったって、イッちゃったものしか出てこないでしょ。私はまともなものが見たいんだ)。
posted by らぶらどーる at 18:07| 広島 | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いやなことを扱った映画の効用

 映画『稲妻』(2007/10/31記載)を見ていて思ったのだが、悪役とか障害ではなくって、単なるいやなことをただありのままに描くっていうのは、最近の日本映画(やドラマや漫画)にはあまり見られない構図なのではないか。
 悪役ってのは、最終的にやっつけられるか、いい奴と分かるか。どっちにしろ単なる舞台装置。
 障害を設定すると話は盛り上がるが、それに慣れ過ぎると、視聴者が実際の人生で<決定的に勝利することが不可能なこと>や<解決することが構造的・本質的にできないでいつまでも付きまとってくる、付き合わねばならないこと>に出会ったとき、どうすることもできないことにストレスを感じて自爆してしまうという危険をはらんでいる。
 つまり、ストーリーにおける障害というのは解決されるためのもので、だからこそ、解決できない、現に日常にあるいやなことに対しては、対策を教えてくれないし、力にもならない。
 解決するための障害物ではなく、人生に付随するいやなことを描いた映画を見ると、気分は晴れないかもしれないが、辛抱強くはなる。
 それがいやなことを扱った映画の最大の効用かとも思うし、今の日本の映像作品に一番欠けていることではないかと思う。
posted by らぶらどーる at 17:40| 広島 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

我慢はよくない

 足がつったのをぐっとこらえたら、どうやら何ヶ所か痛めてしまったみたいだ。足の指とか、足裏とか、腿とか、ピリピリしたり、痛かったりする。だんだん治ってきたが、最初は足を引きずるような感じで歩いていた。
 素直につってた方がよかったかな……?
posted by らぶらどーる at 17:07| 広島 | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画 ケータイ刑事 THE MOVIE 2

 (田沢幸治:監督 小出沙織・夏帆:主演)

 DVDにて視聴。

 副題は<石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森>

 BS−iで好評放送の『ケータイ刑事』シリーズの映画化第2弾。
 主人公たちが石川五右衛門の末裔に捕らえられ、洗脳されて――な話。

 ドラマシリーズは基本的には明るいノリだったはずだが、洗脳という言葉が出てくるように、変に重くて気楽に楽しめない。主人公側がいいようにやられてばっかりなシーンが目立ち、見ていて気分があんまりよくないのだ。
 別に敵が忍者物っぽい格好をしていようとかまわないのだが、全編を通して推理をしているところが一ヶ所もない。ちがうものになってしまっている部分が多いように思う。『スケバン刑事』のパート3っぽい感じといえば、分かってもらえるだろうか。
 すこし残念な作品になってしまったように思う。
posted by らぶらどーる at 16:40| 広島 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画 稲妻

 (高峰秀子・主演 成瀬巳喜男・監督)

 林芙美子原作。
 貧乏で複雑な家庭に育った主人公の周囲の人間模様を描く。

 当時のポスターに<花の命はみじかくて 苦しきことのみ多かりき>とあったようだが、<苦しいこと>というよりも<いやなこと>のオンパレードといった内容。
 終わり方もオープンエンドだし、何かにたどりつくとか解決するとか結論を出すとかいったことを目的として作られた映画ではないようだ。ただただひたすら、市井のしんどい、いやなことがいっぱいある生活を丹念に描いている。
 が、それだけだとどうしようもなく醜くて見所のないものになってしまいそうなものだが、そうはなっていない。このあたり、監督の持ち味なのかなと思う。そしてやはり、主演の高峰秀子の清潔感によって救われている部分が多々あると思う。
 林芙美子をイメージしたかに見える登場人物だけ、いやにすてきに描かれていたのだが、原作もそうなのだろうか?
 それはさておき、当たり前だけど女性向けの映画。ドロドロ要素も若干あるし、<昔の日本はみんな夢を持っていて心がきれいですてきな人ばっかり>なんて思っている人は見るといいかも。
 (ショックを受けても知りません。でも、こっちの方が<本当>に近いと思うんだけどなあ)。
 口先だけだったり、だらしがなかったり、といった人間の駄目な部分を、露悪的にではなく、誇張することもなく、ごく当たり前に存在することとして普通に描いた(力量がないとこれはできない)映画である、というのが私の感想である。
 (例に挙げちゃ悪いけど、映画『春の居場所』とかにくらべると、原作物の映画化としても雲泥の差だわ)(というか、くらべること自体、不可能なのだが)。
 ただ――あまりに私の好みとかけ離れているので、見ていて非常に疲れた。でも、ま、これも経験だ、うん。
posted by らぶらどーる at 01:17| 広島 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月30日

映画 この森で、天使はバスを降りた

 (アリソン・エリオット:主演 リー・デビッド・ズロートフ:監督)

 DVDにて視聴。

 刑期を終え、田舎町で再出発をはかる主人公。気難しい老婦人のレストランに住み込みで働くことになるうち、色々と交流が生まれてきて――な話。

 な・の・だ・が・っ!

 ジャケットのストーリー紹介では方向をぼかしてあったのだがこの映画、途中で思いっきりハンドルを切って、全然ハートウォーミングではない方向へと行ってしまうのであった。
 はっきりいって悲劇である。で、それまでの感じからすると、何、この展開? となってしまう(私のテンションが上がっているのは、別にこの作品がよかったからではない)。
 ドラマ『ホタルノヒカリ』の最終回ですかされた気がする人なら分かってもらえると思うが、あの感じである。
 途中までいい感じの部分もあったのだが、ちょっとこれだとどちらにしても人にはすすめにくい。前半を強調すれば後半で裏切られ、後半に魅かれる人は前半が合わないだろう。
 前半はいい感じだったんだがなあ……(あ、名作ということじゃなくて、観客との暗黙の了解でハッピーエンドに向かうっぽい話として、という意味だが)。
posted by らぶらどーる at 21:22| 広島 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本映画の未来のために

 日本映画が好調だそうだ(そうでない、という意見もあるようだが)。
 たしかにヒット作が出て興行成績は改善され、同じようにヒットさせることをねらって次々に映画が製作され、公開されている。
 商業映画だから稼ぎは大事だ。
 しかし、稼ぎだけだと、まずいことになる。
 ブームはいつか去るもの。今のままだと、ブームが去ったときに、一緒に観客まで去りかねない。
 なぜそうなるかというと、今の日本映画は単なる消費財がほとんどだからだ。一山当てることをねらってばかりだと、どうしてもそうなる。しかしそれでは、尊敬も評価も得られない。日本映画にあこがれる人も育たない。
 尊敬されず、評価も低ければ、落ち目になったとき、あっという間に見捨てられてしまう。
 憧れる者が育たなければ、ブームが去っているのに金目当てで入ってきたタイミングの悪い連中ばかりとなって、グダグダな世界になってしまうだろう(そういうやつは稼げないと分かるとさっさと去っていくものだが、引き取り手がなくてなんとなく、愛情も情熱もないのに残ってしまう者がいる。そういうのが一番、たちが悪い)。
 主流は稼ぎメインの作品でいいから、一年に一作くらい、日本映画ってすごいんだ、奥が深いんだ、と思われるような作品をめざして製作をしてはもらえないだろうか。
 これは、映画会社が自腹で主導しなければならない。今参入してきている者たちは、売れなくなったらさっさと去っていくのだから(別の、新たにもうかるようになったところに行くのだから)。
 映画会社は、ブームが去っても、映画を作り続けるしかない。ならば、そのときのために今、手を打っておくのは、悪いことではあるまい。
posted by らぶらどーる at 17:53| 広島 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書籍 自分に「ダメ出し」をしてしまうあなたへ

 (和田由里子・著 リヨン社・刊)

 心理カウンセラーの和田由里子が、暗い気持ちでいる人が自分の良さに気づいたり、明るい気持ちで日々を過ごせるようにと書いた本。
 素の自分を見せられない人や、他人をほめるのが苦手な人など、さまざまなタイプの人に対して、個別に、肯定的評価と対策を掲載している。
 はげまされたい人やほめられたい人、悩みをプチ解決したい人などにいいのではないか。
posted by らぶらどーる at 16:23| 広島 | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書籍 パソコンの「Word」で描ける! イラスト練習帳

 (佐々木博・文 新山博美・絵 講談社・刊)

 パソコンのワープロソフト『MS−Word2003』の<オートシェイプ>機能を使い、円や三角を変形させたり組み合わせたりして簡単なイラストを描く方法を紹介している。
 ExcelやPowerPoint、MS−Word2007でも同種のやり方で可能とのこと。

 マウスで『ペイント』等を使って描く方がずっと楽だとは思うが、図形の組み合わせでイラストを組み立てるというのは、いわゆる<絵を描く>のとはまったくちがって、なにか工作のような、別の世界の感覚である。
 花、果物、建物など、実作例もさまざまだが、特に後半の、人物の描き分けは、努力賞ものである。
 もちろん、実際にやるために読んでもいいし、図形だけでここまでできるなんて、という目線で読むのもありかとは思う。
 実際の作業としては、具材が絵になっている凝ったお弁当と同様、やる人によって向き不向きがかなりあるとは思うが。
posted by らぶらどーる at 16:16| 広島 | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする